首いぼと老人性いぼ

いぼにもいろいろな種類があるもの。水いぼ、首いぼ、老人性いぼなど。それぞれ症状や原因が異なるものだが、世間では一緒くたにされてしまい、誤解を受けてしまうことも少なくない。

いぼは感染するものだと言われることが多い。そのため、いぼがあるひとは不潔な印象を持たれてしまうことさえある。しかし、すべてのいぼが感染するわけではない。

首いぼと老人性のいぼは良性のいぼである。どちらも加齢が原因で生じるもので、感染の心配はなく、基本的には治療の必要はないとされている。しかし、あれば気になってしまうものだし、見栄えのいいものではないため、できることなら除去したいものでもある。

首いぼも老人性のいぼもおもな除去方法は皮膚科で行われる液体窒素による凝固法となる。液体殺鼠を患部に当て、凝固させた上で脱落させる方法で、ほとんどの場合、これで除去できる。それ以外にはレーザー治療法などもある。

どちらも加齢が原因で生じるものだが、首いぼの場合は30代以降、中年期に生じることが多いのに対し、老人性いぼは50代以降の老年期に生じることが多い。首いぼはアクロコルドン、老人性いぼは脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)と呼ばれる。

形状は首いぼが小さくて細かいいぼがボツボツとできるもので、老人性いぼは扁平な形、あるいはドーム状に盛り上がっているのが特徴である。

保険適用の線引きは皮膚科によって異なる

また、首いぼの治療の際には保険が適用されるのが一般的だが、老人性いぼの場合、適用されないこともある。その辺の線引きは皮膚科によって異なる。

良性で、健康に害がないのにも関わらずできてしまうと何かと損な首いぼと老人性いぼ。老人性いぼの場合、外見にこだわらなくなる年齢ということもあり、放 置してしまっている人も多いと思われるが、いくつになっても外見は気にしたいもの。機会があれば除去してみるのもいいのではないだろうか。